• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • RSS
VRの360°を知る総合メディア
banner
ホームコラムiPad Pro 12.9インチの最強VRヘッドセットを作ってみた
コラム
2016/09/08 20:09

iPad Pro 12.9インチの最強VRヘッドセットを作ってみた

様々なVR機器が発表される中、VRbeatでは技術面はさておき、「これが最強だ!!」といえるVRヘッドセット作ることにした。一体それはどのようなものなのか!?

まず、用意した材料はこちら。
saikyovrset-1
左から、デスクルーペ、iPad Pro 12.9インチ、ハコスコ

それと……。

saikyovrset-2
オフィスの片隅に捨てられていた段ボール。

前日にネイルサロンに行ったばかりなので、段ボールを扱うのは気が引けるがやってみよう。

もうお気づきであろう。VRbeatでは技術面ではなくiPad Pro 12.9インチを使って"大きさ"という面で最強のヘッドセットを作ることにしたのだ。

参考にしたのは株式会社ハコスコの『タタミ 2眼』だ。こちらは、スマホを設置することで簡単に360度動画を体験できるVRビューアだ。

『Google Cardboard V2』参考記事:まずはスマホで感動のVR体験をしてみませんか?

saikyovrset-3

単純にスマホ用の大きさで作られているハコスコを、iPad Pro 12.9インチに合わせて拡大すれば良いのではないかと考えた。

スマホとiPad Pro 12.9インチの画面サイズを測ってみた。今回はiPadを使うということで、同じAppleのiPhone 6sを使用。
saikyovrset-6
iPhone 6sの画面サイズは縦6センチ、横10.5センチ。
saikyovrset-5
iPad Pro 12.9インチの画面サイズは縦19.8センチ、横26.4センチ。

測った数字をもとに、iPadがiPhoneの何倍かを計算。
saikyovrset-7
すると、iPadはiPhoneの縦は3.3倍、横は2.5倍ということが分かった。ここで算出された数字をレンズから画面までの奥行である4.3センチにかけることで、iPadの大きさに対応したヘッドセットになるのではないかと仮定。

saikyovrset-9
計算した結果は、縦に合わせた場合奥行きを14.9センチ、横に合わせた場合10.75センチをいう数字を算出。この数字のどちらかが正解であることを期待してさっそくiPadの大きさに合わせたヘッドセット製作にかかる。

まずは空き箱の底に、ガムテープでiPadを固定。
saikyovrset-10
次に先ほど計算した、画面からレンズまでの奥行にしるしをつけて箱をカットする。
saikyovrset-11
saikyovrset-12
まずは、奥行きが長い縦の倍数に合わせた長さにカット。整えたばかりのネイルが汚れるのを気にしてしまい、うまくカッターを使えなかったせいでカットラインが曲がってしまったが、そこはご愛敬。

次に覗きレンズの製作にかかる。

ヘッドセットは大きくできても、目幅の距離は変えられないので、ハコスコのレンズ幅の距離を元にして、段ボールの板にデスクルーペを分解して取り出したレンズを埋め込むことにした。このデスクルーペには、凸レンズが2枚入っている100円ショップで購入した優れもの。
saikyovrset-13
カッターで試行錯誤しながらできた完成品がこちら。
saikyovrset-14
なかなか良いでき上がりではないだろうか。

こちらを、本体の箱にかぶせれば、『最強ヘッドセット第一弾』の完成だ!!
saikyovrset-15
さっそくiPadで360度動画を再生し覗いてみる。すると……。
saikyovrset-18
ぼやけて、な、何も見えない……。

さらにここまで来てひとつ気が付いたことが? ハコスコのレンズとデスクルーペのレンズとでは見え方が全然違ったのだ。それでは、ハコスコで計算したすべての数字が狂ってしまうということで、急きょハコスコのレンズをガムテープで箱の板に張り付けることに。
saikyovrset-20
オリジナル覗きレンズを作るという作業は無駄になってしまったが、これで数字の裏付けは整った(たぶん)。

そして、縦の倍数に合わせた奥行の長さでは失敗したので、次は横の倍数に合わせた奥行の長さにカット!!
saikyovrset-21
「次は絶対に見えるだろう」という期待を胸に、覗いてみる。
saikyovrset-22
あ、あれ。あれれ……。先ほどよりはぼやけてはいないものの、依然として360度動画が体験できない。

そこで、VRbeat編集部メンバーのひとりがひらめいた!! 「ハコスコはそもそもレンズから画面の距離を綿密に考えられて作っているので、奥行きの長さは同じなのではないか?」と。

もうやけくそで、ハコスコの画面からレンズの距離と同じ4.3センチにカット。
saikyovrset-23
さっそく覗く!!
saikyovrset-24
見えた! 見えた! 見えた!(大興奮)

くっきり覗いているレンズを通して、360度動画が確認できたのだ。

しかし、しばらくして映像の上下左右が見切れていることに気が付いてしまった。

ここまで来て非常に発表したくない結果となってしまうのだが「最強ヘッドセット」ではなく、「ただ画面を大きくしただけのヘッドセット」を作ってしまったようだ。

急募。「真の最強ヘッドセット」アイデアを求む!!

この記事を書いた人

松田サチ

VRveatをシェアしよう
Back to Top