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ホームニュースKudan、空間・物体認識技術「SLAM」実用化へ AR/VR、自動運転、ドローン、ロボット分野に技術提供
ニュース
2017/08/15 08:05

Kudan、空間・物体認識技術「SLAM」実用化へ AR/VR、自動運転、ドローン、ロボット分野に技術提供

Kudanは、カメラ画像を用いた独自の空間認識技術「KudanSLAM」を開発し、これまでのAR/VR分野に加えて、自動運転や先進運転支援システム、ドローン、産業用ロボット、パーソナルロボット分野向けに、技術提供を開始した。

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SLAMとは、三次元の空間認識をするソフトウェア技術。カメラの画像をもとに、リアルタイムで周囲の環境地図の作成と自己位置推定を行うことができる。三次元で物体・空間を認識することで、デバイス本体が「機械の眼」を持てるようになり、自動運転やロボティックスをはじめとするあらゆる産業分野で活用が見込まれている。

KudanSLAMの特徴
・高汎用性:スマートフォンに搭載される安価なカメラでも動作可能、他のセンサとも組み合わせ自由。プラットフォームやアーキテクチャに依存せず、半導体チップへの組込みも可
・高速/低計算負荷:モバイルCPUで5パーセント以下の消費で動作可能
・高認識精度:誤差1mm-1cm※1
・ロバスト性※2(堅牢性):暗所、遮蔽、予測困難な動きにも安定して対応

※1 同社調べ 認識精度はカメラから対象物までの距離に比例し、スマートフォンのカメラによる認識精度は距離1mあたり誤差1mm – 1cm
※2 ロバスト性:堅牢性・強靭性、外部からの影響やノイズに強いこと

Kudanは、これまでAR技術で培ってきた物体・空間認識技術の研究開発を進めた結果、従来のSLAMに代わる実用的な次世代アルゴリズムとして、独自のKudanSLAMの開発に成功し、実用化に至った。
今後Kudanは、AR/VR分野に加え、自動運転や先進運転支援システム、ドローン、ロボティックス分野において、カメラが搭載されたあらゆるデバイスでの活用を目指し、SLAMの一層の普及拡大を目指す。

KudanSLAM 技術活用シーン

1)自動運転/ ADAS
・車両内部センサやLIDARなど他センサと組合せることで、さらにロバストな自己位置推定と高精度な空間認識を実現できる
・認識対象以外の人や物体の動きに左右されにくい前後方監視や、位置精度の高いパーキングアシストにも有効(1㎜-1㎝単位の高精度認識)
(参考動画)

車載カメラから特徴点を抽出し
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三次元マッピング
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2)ドローン
・ドローンに搭載される小型サイズのカメラであっても、1㎜-1㎝単位の高精度認識と自己位置推定を実現
・暗所での物体認識も可能、また遮蔽や予測困難なカメラ動作に対応するロバスト性も高い
(参考動画)

ドローンカメラで特徴点を抽出し
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三次元マッピング
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3)産業用ロボット・パーソナルロボット
・外部センサがなくとも、KudanSLAM搭載のロボット自体が周囲の環境を把握し、自律作動できるため、特定の設備・環境に捉われずにタスクへの柔軟な対応が可能(外部センサとの組合せも可能)

4)AR/VR/MR
・ARマーカーがなくとも、KudanSLAMで絶対位置の表示ができるため、ある場所にいけば常に特定のAR表示が可能、またその画像を他人と共有もできる

・屋内や作業倉庫内などGPSが届かない場所でのナビゲーションも可能

・工場内で作業員がARヘッドセットをかけ作業する場合、自己位置と視線移動をリアルタイムに把握できるので、作業効率化とデータ解析にも有効

■Kudan株式会社
https://japan.kudan.eu/

この記事を書いた人
VRbeat編集部

VRbeat編集部

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