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ホームレビュー【レビュー】360度写真を複数枚用意するだけで、誰でもVRツアーコンテンツが作れる『Flic360Make』を試してみた♪
レビュー
2017/07/14 15:00

【レビュー】360度写真を複数枚用意するだけで、誰でもVRツアーコンテンツが作れる『Flic360Make』を試してみた♪

自社でもVRコンテンツを作ってみたいという方、360度写真を使って何かできないかという方は、LIFE STYLEの『Flic360Make』を使ってみてはいかが? って思ってました、高橋です。

VRクリエイターツール『Flic360Make』は、360度写真を複数枚使用して、写真同士を繋ぐことで簡単にバーチャルツアーが作成できるツールなのだ。

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実は今年の春に、この『Flic360Make』のリリースをVRbeatでもニュースとして取り上げたんですが、そのとき、「お、これはいいかも」って思って、ニュースを書きながら自分でも試してみたいなぁと思っていたんですよね。

ちなみに『Flic360Make』は、どんな用途に使えるのかというと、ツールで作成したバーチャルツアーは、たとえば素敵なレストランを経営している方や、結婚式場・イベントホールといった場所を提供している方が、お店の雰囲気やサービスを360度写真で撮って紹介したり、あるいは駅からお店までの行き順をストリートビューのように360度写真で撮影して、それらをつなげで案内板として用意したりといった用途にVRを使うことができ、顧客に対してよりわかりやすい案内、宣伝を360度写真を使ってできちゃうWeb公開用のVR・360度コンテンツがさくさくっと作れるのだ。

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△『Flic360Make』の紹介サイト自体が、『Flic360Make』で作られたツアーが組み込まれている。

しかもユーザーは、これを作るのに360度カメラで撮った写真を用意するだけでよくて、VRについて詳しいエンジニアを雇ったり、外注にお願いしたりせずに済んじゃうんだから、ツールさまさまだよね。

それを簡単に作れちゃうツールというのをニュースリリースで見て、実際にどれぐらい簡単に作れちゃうんだろう? って、実はずーっと思っていたのでした。

そしたらですねー、なんととあるVRの発表会でお会いしたLIFE STYLEの方が、高橋に『Flic360Make』を試用してみませんか? っていうんですよ~。これ、まったくの偶然で、高橋が『Flic360Make』を使ってみたいともいってないのに(顔に書いてあった?)、もうこれは縁だなと思って、二つ返事で「はい」っていいました。その結果がこのレビューです。

ちなみに『Flic360Make』の試用期間は2週間。むむ、作成が簡単とはいえ、この期間に360度写真でどんな面白コンテンツが作れるだろうか・・・・・・。悩む。かなり悩んだ高橋であった。試用期間の2週間のうち、10日は何を撮ろうかと悩んでました・・・・・・。

やばい、『Flic360Make』が使える期間は、あと4日しかないじゃーん。

んー、しかしよく考えたら、今回は面白さの追求ではなく、『Flic360Make』がどれだけ簡単なのかを試す機会だった(汗)。どうせなら楽しく面白いものにしたいと勝手に思い込み、無駄に長く悩みました。

早速、撮影してきた

というわけで、残り4日間のうち、1日を360度写真の撮影日に当てることにした。今回は、自分の持っている360度カメラ「Insta360 Nano」を使うことに。

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カメラはInsta360 Nanoでも、RICOH THETAでも、360度写真が撮れるタイプのカメラで、撮った写真が360度写真としてスティッチされたjpeg画像として取り出せればOKだ。

ちなみに今回、ロケ先に選んだのは、いつもよく行く上野界隈。不忍池を中心に、あまりみなさんが行きそうにもないスポットを巡ってみた。高橋的に普段からよく行く場所なんですが、こうして改めて360度で写真を撮るのも新鮮だし、何よりも自分でもそのツアーを見てみたいと思っての決定です。もう時間もないし(汗)。

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こんなふうに何枚か撮ってきた。
そうそう『Flic360Make』は、360度写真のツアー内でポップアップで静止画、動画(普通の動画)を表示させることができるので、ロケではあわせて普通の写真と動画も撮ってみた。

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もう蓮の花も終わりかけで、なんと綺麗に一輪だけさいていたのでした。

というわけで、素材はOKだ。さぁ、あとはVRツアーコンテンツを作るだけ。残りは、3日!?
うーむ。ツールのマニュアルはひと通り読んだものの、正直、この時点では不安もあったのは事実。

さぁ、どーなる高橋。

ツールはWebで!!

素材がそろったところで、いよいよVRツアーの作成。
コンテンツの作成は、すべてWeb上で可能。つまりパソコンにソフトやアプリをインストールする必要がない。ネットにつながる環境があって、『Flic360Make』のサイトにアクセスすることができれば、OK。

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ここでログインに必要なIDとパスワードを入力すれば、『Flic360Make』にアクセスすることができる。
今回は、LIFE STYLEさんにお借りしたIDとパスワードでログイン。

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初めての作業は、「ツアー作成」の「新規作成」をクリック。

図3_sum

ここでツアーのタイトルを決めよう。これ、VRツアーのタイトルになるので慎重に行きたいところだが、ま、ここで時間をかけちゃうと作業が進まないので、まずは仮でもいいのでタイトルはさくさく決めちゃおう。今回は「上野探訪」にしてみた。

それと同時にツアーの説明も入れておこう。これはmetaタグに反映されるので、簡単でいいのでサイトの説明、ツアーの説明になるようテキストを入れておこう。ここでは「上野の自然を満喫」としてみた。ちなみにこのあたりはあとで変えられるので、さっきもいったように仮でいいのでさくさくっと進めるよ。

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ここでちょっと気になる項目を発見!!

ツアー説明の項目の下に、「ロゴ」「マップ画像」「BGM」というのを見つけた。ふむふむ、これはここのスイッチをオンオフすることで、それらも入れられるということなのだ。

ロゴは、会社やお店のロゴが入れられるもの。ロゴの画像を用意すれば、URLを入力してロゴにリンクを貼ることも可能な機能だ。

「マップ画像」は、ツアー全体のマップを用意すれば、今、ここにいますといった現在地の表現も可能になる。また「BGM」は文字通りVRツアーのバックで音楽を鳴らすことができるというもの。いずれもオプションのようなもので、必須ではないのでなくてもツアーの制作は可能だ。

というわけで、今からマップや音楽の素材を用意するのは難しいので、ここはいったんパス。VRbeatのロゴ画像ならすぐに用意できるので、今回はロゴのみ入れることにした。

図4_sum

ここで設定したロゴはツアー全体に入り、クリックすることで入力したURL先に飛ぶことが可能となる。ちなみにロゴのサイズは、460ピクセル×120ピクセルが推奨サイズ。自社のロゴをリサイズし、調整しよう。

なお今回は設定しなかったマップとBGMだけど、マップはツアーの全体がわかる画像を用意して、マップ上にポイントを設定することで、ツアー内の各360度写真(シーンと呼ぶ)にそれぞれ移動することが可能になる。なので、マップを表示させる場合は、まず先にシーンを作成しておく必要があるのだ。BGMは、スイッチをオンにしてお好きな音声ファイルをアップロードするだけでツアー全体に流れるBGMを設定することができる。

さぁこれで、VRツアー作成の準備は整った。あとは、撮影してきた素材をアップロードし各シーンを作っていく作業だ。

シーンの登録

ちなみにVRツアーは、最低ひとつのシーンがないと成立しない。『Flic360Make』は、この登録したシーンをつなげていくコンテンツなので、シーンがなければ画面に表示するものがないので、当然だけどこの作業は必須だ。

図5_sum

ちょっと画面キャプチャーの都合で、シーンタイトルの入力画面が下のほうになっちゃったけど、シーンの登録もこれまでの流れの中で行っていくと思っていただきたい。

シーンのタイトルが設定できたら、ここで撮ってきた360度写真をアップロードする。先ほどもいいましたけど、ここではスティッチ済みのjepg画像を使用する。

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ファイルを指定したら、画像がアップロードされるのを待つ。

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うまくアップロードされると、じゃじゃーん。こうしてシーンが登録されるのだ。

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シーンが登録されると、ツアーエディターで様々な設定を調節することが可能になり、先ほどまでの画面とはちょっと違ったモードが立ち上がる。

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この調子でどんどんシーンを追加していくよ。

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ほら、サムネイルも増えて、なんとなくツアーになってきたでしょ。

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ここでちょっとロゴの位置を決めてみたりして再調整。
それとこのダーツのマトのようなターゲットに注目。このターゲットは、各シーンの座標を教えてくれるマーカーなのだ。これ、何に使うのかというと、『Flic360Make』は各シーンにポップアップで静止画や動画を組み込むことができるっていったと思うんだけど、その表示ポイントの座標を取得するためのものなのだ。

使い方は、こんな感じ。

図6_sum

まずはポップアップさせたい場所で、座標を取得する。この座標は、しっかりとメモをしておく。

続いて、各シーンでのポップアップさせたい画像、動画をアップロード。

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このままだと実はポップアップされないのだ。

図7_sum

ポップアップさせたい画像や動画は、シーンエディターでそれぞれの画像、動画の「ポップアップを表示する」にチェックを入れつつ、先ほどメモをした座標を入力してあげる必要があるのだ。

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ほら、これで所定の位置にポップアップできるマーカーや動画が設定されるでしょ。
ちなみに『Flic360Make』の作業では、これが一番難しい部類。難しいといっても、わかってしまえば簡単なのだ。

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西郷さんの銅像の下にポップアップの設定をして、それをクリックしたら・・・・・・。

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はい、西郷さーん!!

ま、普通はここで解説を入れたりするんだろうね。

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むさ苦しいおっさん(ほっとけ)のおでこにポップアップを設定して・・・・・・。

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クリックしたら、はいステータス表示!!
やる気だけは高いが体力がないので、たいしたことなーい(ほっとけ)。

と、まぁ、こんなふうにしてできたのが、今回のVRツアーです。

ちなみに、これまたLIFE STYLEさんのご厚意によって、このVRツアーは残ってるので、みんなも見ることが可能だ(おっさんのツアーを見たいかどうかは別だが)。

■上野探訪 360度ツアー
https://flic360make.vr360-view.com/tour/c69d948ca317f3d

また『Flic360Make』のVRツアーは、こうしてブログ等に組み込むことも可能。

◎マウスやタップで360度動くよ

しっかりと360度グリグリできるはずなので、よろしくです。

もちろん『Flic360Make』は、スマホとVRゴーグルを使えば、こんなふうにVR体験も可能だ。

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いやはや、簡単。
実は、2日でできたのであった(構想は長いが、実作業は楽勝)。

ここで『Flic360Make』について、概要をおさらい。

VRクリエイターツール『Flic360Make』サービスについて

『Flic360Make』は、オンライン上で簡単にバーチャルツアーを作成することが可能。

特徴①
360度パノラマ写真を取り込むだけで、簡単作成
特徴②
マルチデバイス対応。スマートフォンでも作成可能
特徴③
SNS連携有り(Facebook、Twitter)
特徴④
VRゴーグル対応により、イベント等のプロモーションにも活用可能
特徴⑤
アプリは必要なく、ブラウザ(Google Chrome)にて制作可能

料金プラン

基本料金(初月無料)
※5GBデータ保存料金込
¥ 100,000 (税別) / 月
追加容量 ※2GB単位 ¥ 20,000 (税別) / 月
契約期間 ※自動更新 6ヶ月

まとめ

というわけで、おっさんツアーズは、さくさくっと完成することができました。
いやはや楽しい。360度写真をどんどん撮りたくなりますな。
願わくば、このツール、ぜひ個人でも使える料金設定になるとうれしいなぁ、という感想ですが、お店や会社にとっては、この価格なら営業ツールとして使いたいというところも多いんじゃないかな。

以上、『Flic360Make』のレビューでした。

■関連サイト
VRクリエイターツールFlic360Make
LIFE STYLE

この記事を書いた人

高橋ピョン太(@pyonta)

いつかVRの中で寅さんに会いたい。そして帝釈天で一緒に草団子を食べながら、リリーさんの話を聞きたい。そうなるようVRで頑張ります!!
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