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2017/04/20 18:09

小柳建設と日本マイクロソフト、『Microsoft HoloLens』を活用したプロジェクトの推進で連携

小柳建設と日本マイクロソフトは、Windows10搭載の自己完結型ホログラフィック コンピューター『Microsoft HoloLens』を活用したプロジェクト「Holostruction」を推進する上での連携を発表した。

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小柳建設は、日本マイクロソフトと連携し、建設業における計画・工事・検査の効率化、および、アフターメンテナンスのトレーサビリティを可視化するコンセプトモデルを開発。今後、継続的に開発を行い、将来的な実用化に向けて取り組んでいく。業務生産性とトレーサビリティの向上を目指してHoloLensを活用するのは、建設事業者として国内初となる。

日本マイクロソフトが国内の法人と開発者向けに提供開始した『HoloLens』は、目の前の現実世界の中に、3Dの仮想物体であるホログラフィックを重ねて表示させることで、現実世界と仮想世界を複合させて、それぞれの長所を活かした「Mixed Reality」(複合現実)を実現する新しいデバイスだ。
『HoloLens』はVRデバイスと異なり、現実世界が見えている状態のまま、ホログラフィックも見えて操作でき、音声やビデオを使って遠隔地の同僚と、同じ複合現実の世界を共有しながらオンライン会議もできることから、小柳建設では、国内での発売前から、『HoloLens』を活用することで、建設事業者の様々な課題の解消や軽減を実現できるものと考え、マイクロソフトがグローバルで提供する『HoloLens』の開発プログラムをマイクロソフト コーポレーションと締結することで、マイクロソフト コーポレーション、および、日本マイクロソフトのコンサルティングサービスと連携してコンセプトモデルを開発してきた経緯がある。

【HoloLensを活用した小柳建設のコンセプトモデルの概要】
小柳建設では、『HoloLens』を活用し、以下の3つのコンセプトモデルの開発を進めており、今後の実用化を目指すとともに、様々な活用方法を検討している。

1. 業務トレーサビリティ向上を推進
建設事業者として事業や業務の透明性を確保するために、様々なデータのデジタル化が必要となる。今回のコンセプトモデルでは、すべての業務トレーサビリティを確保する仕組みを開発。計画、工事、検査、アフターメンテナンスのすべてを表現するツールとしての活用と、政府が推進するi-Constructionをあと押しできることを目指している。
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2. BIM / CIM(注2)データの活用試行
建設現場における工事の検査において、検査員の不足や負担が課題となっており、建設事業者として、BIM/CIMデータを活用した、直感的な新しい検査基準の検討、検査文書の作成負担を軽減する試行策に取り組んでいる。今回のコンセプトモデルでは、設計図を3Dで可視化しつつ、検査に必要なデータや文書も一緒に格納し、必要なときにすぐ表示できる仕組みを開発。
(注2)BIM(Building Information Modeling)/ CIM(Construction Information Modeling):設計から工事、メンテナンスに至るまで建造物ライフサイクル全体のモデルに蓄積された3Dデータなどのすべての情報を活用する仕組み
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3. 新しいコミュニケーションアイデアの試行
建設業務には、数多くの会社や人が介在するのに加えて、建設現場の中には物理的に行き来が難しい場所や危険な場所もある。『HoloLens』を活用することで、そうした物理的な場所にとらわれずに現場の状況を確認したり、遠隔地の人と視界を共有したりできるため、小柳建設では、工事の安全やコミュニケーションの迅速化にも貢献できると考えている。今回のコンセプトモデルでは、3Dグラフィックで『HoloLens』に映し出される図面や現場視界を共有する機能、実物大の1/1スケールで実際にその場にいるかのような体験、建設重機や作業員の配置を計画段階からシミュレーションする機能も開発している。
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小柳建設:Microsoft HoloLens による建設業界新ビジョン

小柳建設は、これらのコンセプトモデルの開発・運用、および今後の導入に向けて、『HoloLens』に加えて、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」や、「Office 365」「Dynamics 365」をはじめとする最新テクノロジやツールも併用するなど、今後も新たな技術活用に積極的に取り組むことで、建設業におけるすべての事業、すべての業務、すべての行動をデジタル化する変革を推進していく。

日本マイクロソフトでは、コンサルティングサービスが中心となって、小柳建設と日本マイクロソフトのパートナー企業であり、コンセプトモデルの開発協力を行ったティーケーネットサービス、およびマイクロソフト コーポレーションと連携しながら、『HoloLens』や複合現実を用いたソリューションの実用化に向けた技術支援を行ってきた。今後も小柳建設のデジタルトランスフォーメーションの推進において、信頼されるパートナーとして、拡充シナリオの支援や研究・開発など、コンセプトモデルの実稼働に向けて、技術的な側面から支援していくという。

この記事を書いた人
VRbeat編集部

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