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ホームゲームシリコンスタジオ、VR開発にも対応するC#オープンソース 次世代型ゲームエンジン『Xenko』4月正式リリース
ゲーム
2017/02/28 12:00

シリコンスタジオ、VR開発にも対応するC#オープンソース 次世代型ゲームエンジン『Xenko』4月正式リリース

シリコンスタジオは、C#で開発可能なオープンソースの次世代型ゲームエンジン『Xenko』を、4月に正式リリースすることを発表。

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『Xenko』はC#で開発できる次世代型クロスプラットフォームゲームエンジンで、開発チームの「すべてのゲーム開発者に、より早く・より自由にゲームを作れる環境を提供したい」という想いを軸に、インディーから大手ゲーム開発会社まで様々なニーズに対応できるように設計されている。

また『Xenko』には、最新型のPBR技術(Physically Based Rendering:物理ベースレンダリング)や、デザイン・オブジェクトの保持・再利用・レビューなどを効率的に行えるシーンエディター、ビルトイン・プレハブシステム、シーンストリーミングシステムといった機能を搭載。プラットフォーム間でシェーダーの共通化ができる、最新のシェーダーシステムも採用。エンジンの深部に渡って調査できるようにするために、「オープンソース」として公開される。

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“Infinite, 3D Head Scan by Lee Perry-Smith, distributed by Morgan McGuire and Guedis Cardenas”

先進的なプレハブで編集作業を軽減

『Xenko』の先進的なプレハブシステムは、ゲームのオブジェクトを個別に編集することができる。変更を加えた際はオブジェクトを含むシーンやレベルは自動かつリアルタイムに更新される。
加えて、テンプレートオブジェクト(プレハブ)はシーンエディターに取り込まれたあとは自由に調整・変更することができる。あとから元のテンプレートオブジェクトに追加修正を加えた場合でも、その変更は自動的に反映されシーンエディター内の変更を加えたオブジェクトにマージされる。
さらに複数のテンプレート(プレハブ)を組み合わせてまったく新しいテンプレート(プレハブのネスト化)を作ることができる。元のテンプレートに加えたすべての変更は自動的に反映されるようになっている。

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工程1:シーンに電灯オブジェクトを入れる

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工程2:電灯にライトを追加すると自動的にシーンにもライトが追加される。

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工程3:シーンの右電灯のライト半径を広がる

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工程4:元々の電灯オブジェクトのライト電力が下がる。自動的にシーンの電灯が更新され、右の電灯のライト半径は保持される。

詳細な設定なしでライトプローブによる自然なライティングが実現可能

ライトプローブとは、周りのオブジェクトから自動的に間接ライトの影響を計算するグローバルイルミネーション技術。たとえば光源が白くても、シーンの中に赤いオブジェクトがあればそのオブジェクトが周りに赤色の影響を与える。
『Xenko』のライトプローブ技術はPixelごとに間接ライトの影響を計算するので、大きい静的なオブジェクトにも動的なオブジェクトにも柔軟に対応することができ、とても便利な機能だ。
シーンごとに手動で光源を設定する必要がほとんどないため、簡単かつ効率的に自然なシーンを作ることができる。

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ライトプローブ無: 光源から直接ライティングのみ

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ライトプローブ有: 下の溶岩等から間接ライティング

『Xenko』のライセンスプラン

公式サイトにて近日中に公開予定。(公式サイトにて希望の有料・無料プランを選択することで利用可能)
http://xenko.com

今後の追加予定機能

1.VRの極上なパフォーマンスを与えるNVIDIA VRWorks 技術対応
2.背景にリアリスティックライティングを与えるライトマッピング技術対応
3.アニメーション・エフェクト・イベント等をスケジューリングできるカットシーンエディターの追加など。

■シリコンスタジオ ― Silicon Studio
http://www.siliconstudio.co.jp/

※ Xenkoは、シリコンスタジオ株式会社の登録商標です。
※ 記載されている名称は各社の商標または登録商標です。

この記事を書いた人
VRbeat編集部

VRbeat編集部

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