• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • RSS
VRの360°を知る総合メディア
banner
ホームニュース奈良県立医科大学×ナッセ×toraru、バーチャル旅行体験が認知症予防にもたらす効果について共同研究開始
ニュース
2017/02/24 15:42

奈良県立医科大学×ナッセ×toraru、バーチャル旅行体験が認知症予防にもたらす効果について共同研究開始

バーチャル旅体験共有サービスを開始するtoraruと、認知症予防研究の奈良県立医科大学、福祉・介護施設運営のナッセは、認知症に関わる課題を幅広く理解し、その予防策への道筋を探るために、バーチャル旅行体験が脳にもたらす健康作用についての共同研究を2017年5月より実施することを発表。

main_sum

本共同研究では、奈良県立医科大学がすすめている認知症予防の研究において、バーチャル旅行体験共有サービスを開始するtoraruと福祉・介護事業所運営のナッセの2社と産学連携を組み、医学的見地から「バーチャル旅行体験」と「認知症予防・抑制」の相関関係について本格的に調査・研究を行うもの。

sub1

具体的には、奈良県立医科大学・澤見准教授とtoraruの担当チームが中心となり、「バーチャル旅行に行く頻度の高い高齢者は幸福感やストレスコーピング(対処)能力が高く、認知機能が保たれている。また、バーチャル旅行体験前・旅行体験後で脳に変化があり、幸福感の向上、認知機能は低下抑制が見られる」という仮説をもとに、ナッセの運営する介護事業所に入居している約400名の内の希望者を中心に調査・研究を実施する。

旅行先となる現地をリアルタイムに配信するサービスを強みとしているtoraruは、クラウドワーク型のバーチャル旅行体験共有サービスを提供するベンチャー会社で、現地の中継をクラウドソーシングで実現し、本研究で、バーチャル旅行体験による健康改善効果および脳・認知機能へ有効な結果を科学的に導き出すことで、バーチャル旅行体験を普段楽しめる環境を整備すると同時に、同社サービスがクラウドワーカー向けの仕事となるよう社会に還元していくとのこと。

sub3
体験イメージ。

またナッセは、医療・介護施設開所支援も行う商社でもありながら、近畿圏で福祉施設2施設、介護施設2施設を運営する会社で、約400名の高齢者が所属する。
介護業界でも、新しい価値を常に創造していくことを社是とし、入居高齢者の新しく楽しめる体験、なおかつ認知症予防にも有効な体験を、入居に還する。本研究とあわせ、今後、入居者様の満足につながる「バーチャル旅行を含めた旅行」に関連するツアーやイベントなど様々な取組みを開始する。

sub2

■検証項目
・バーチャル旅行体験が高齢者の幸福感やストレスコーピング(対処)能力の向上、脳萎縮の抑制、認知機能の維持に影響することを脳科学的に示す。
・バーチャル旅行体験の頻度および経験が、脳のどの領域の構造に関連し、どのような認知機能のレベルの維持に関連するかを明らかにする。

■研究対象および採取するデータ(予定)
・研究対象
60 歳以上の日本人(性別は問わず)で、バーチャル旅行体験高頻度群、低頻度群の入居者等各約 400 名
(その内の希望者のみ)
・採取するデータ(予定)
認知機能検査、心理検査、生活情報、旅行に関する情報、社会経済的地位

■共同研究における役割
・奈良県立医科大学:バーチャル旅行体験の前後における認知機能検査、心理検査等
・株式会社ナッセ:介護施設に所属する約400名の高齢者へバーチャル旅行体験・アンケート調査等
・合同会社toraru:クラウドワーク型バーチャル旅行体験共有サービス基盤の提供

■募集
認知症予防に関連して提携を希望される病院・大学などの研究機関様を募集いたします。

■お問い合わせ先
奈良県立医科大学 医学部 看護学科 老年看護学
〒634-8521 奈良県橿原市四条町840 担当: 准教授 澤見 一枝

株式会社ナッセ
〒550-0011 大阪市西区阿波座2-1-1 大阪本町西第一ビル7F 担当:瀬下
Web: http://www.necess.jp/

合同会社toraru GENCHI事業部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟 6階 担当:蔦川
Web:http://toraru.co.jp/genchi/

この記事を書いた人
VRbeat編集部

VRbeat編集部

VRveatをシェアしよう
Back to Top