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2017/10/18 12:17

ヒューマンライフケア、介護スタッフを対象にVRを活用した実体験に近い体験ができる独自の教育研修を開始

ヒューマンホールディングスの事業子会社ヒューマンライフケアは10月から、VRを活用した独自コンテンツによる教育研修を、同社で働く介護スタッフを対象に開始。実体験に近い体験ができるVRコンテンツの特性を生かし、より効率的・効果的なスタッフの育成を目指す。

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介護現場における教育研修は、OJT(職場内訓練)を中心に、座学研修などのOFF-JTを組み合わせて行われるのが一般的だが、これまでのレジュメを用いた座学研修は、受け身になりがちで、育成の効果を発揮しにくい、という側面があった。
こうした座学研修における課題を解決するため、近年、VRを用いた研修が注目されている。企業の教育研修担当者にVRを研修に活用するメリットを尋ねた民間調査でも、「従来の研修ではカバーできなかった・教育しづらかった研修内容の実現」や、「従業員のスキルの向上・生産性向上」といった回答が上位に入るなど、その効果が期待されている。
また同社は、独自の社内資格「ケアテクニカルマイスター制度」を2014年に創設。今年4月からは、スタッフの教育研修を担う「トレーナー」を全拠点で任命するとともに、教育研修を推進する専任の「チーフトレーナー」を各地域で配置するなど、スタッフ向けの教育研修に力を入れている。

こうした取り組みをより充実させるため、従来型の座学研修では難しかった、経験値を積めるVRの特性を活用。介護を受ける利用者の視点を能動的に体験できるなど、リアリティをもって受けられる、当社独自の研修コンテンツを制作。知識と体験を組み合わせた、効率的で効果の高い教育研修を目指す。

■VR研修の概要
今回制作したコンテンツは、①スピーチ・ロック、②危険予知訓練の2種類。
これらを用いた教育研修を、既存の介護スタッフ全員を対象に、順次実施。将来的には、介護スタッフの育成期間の短縮化を目指し、新入社員の配属前研修でこのVRコンテンツを活用することを視野に入れている。

①スピーチ・ロック
「言葉による拘束」と言われている。たとえば「ちょっと待って」と介護スタッフが発する言葉は、利用者の行動を制限してしまうことにつながるという。日常の介護現場において何気なく行われがちな場面を、介護スタッフと利用者それぞれの視点で体験。

②危険予知訓練
360度を見渡すことができるVRの特性を生かし、介護現場のフロアを見渡しながら、危険が発生しそうな場所を探すことで、事故の予防につながる。

同社では、今後はVRコンテンツを用いた教育訓練を介護スタッフ全員に対して実施するとともに、コンテンツを拡充する方針だ。こうした教育研修制度の充実により、さらなる介護サービス品質の向上を図っていくという。

■ヒューマンライフケア株式会社
http://human-lifecare.jp

この記事を書いた人
VRbeat編集部

VRbeat編集部

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